SBIネオモバイル証券を利用開始したのが2019年の12月で毎月1万円程度で1株ずつ購入しています。
本来は、複数の銘柄にまとめて投資をして業種ごとの比率を定めてから毎月少しずつ買い足しをしていきたかったですが、メインはつみたてNISAとiDecoなのであくまでもネオモバイル証券はサブと考えています。
・メリットとデメリットを知りたい
SBIネオモバイル証券とは
SBIネオモバイル証券は2019年4月10日にサービスを開始しました。
1株単位から数百円程度でも株式投資をでき毎月50万以下なら手数料が220円で済むので、余程売買をしない限りは大半の人が使いやすいサービスです。
会社としての信頼度も証券会社大手のSBI証券と知らない人はいない「Tポイント」を運営しているCCCマーケティングが提携して生まれたので信頼度も非常に高いです。
他社と比較してどうか
似たようなサービスは他にも下記のサービスがありますので比較をしてみました。
- LINE証券
- 日興フロッギー
ネオモバイル | LINE証券 | 日興フロッギー | |
売買単位 | 1株単位 | 1株単位 | 500円単位 |
売買タイミング | 1日2回 | リアルタイム | 1日2回 |
売買手数料 | 月額制(毎月Tポイントで200還元) 50万以下:220円 300万以下:1,100円 ※300万以上は省略 |
スプレッドが発生し銘柄や タイミングによって変動する |
購入:100万円以内無料 売却:100万以下0.5% |
株式の銘柄数 | 約3,000銘柄 | 約130銘柄程度 | 約3,000銘柄 |
使用可能なポイント | Tポイント | LINEポイント | dポイント |
専門用語が出てしまいましたが、手数料と銘柄数でネオモバイルは他と比較しても遜色はなく取り扱いの銘柄も多いので知っている企業が多いためお薦めだといえます。
日興フロッギーはdポイントが使えるのは魅力的ですので、別の機会に紹介したいと考えております。期間限定ポイントが使えるので活用できる人が多いです。
SBIネオモバイル証券のメリット6つ
①1株から数百円程度から購入可能
株式は基本的には100株単位で購入なのですが、ネオモバイル証券では1株から購入することができます。
そのため、ドコモの株式であれば100株だと約30万の資金が必要ですが1株ですと3千円で購入することができるのが初心者にとっては入りやすいです。
なかなか始めたばかりで、30万もの大金を使えるかというと怖くて難しいと思います。
②毎月の購入手数料は実質20円と格安
月50万以内であれば、手数料は220円(税込)で何度でも取引を行うことができます。
期間限定のTポイントが200ポイント還元され株式の購入に使えるので実質20円になります。
他社と比較しても手数料は最安値で、50万以上の取引となると手数料は高くなるのですが余程高収入の方でなければ問題はないでしょう。
③Tポイントで購入可能
Tポイントの使い道として株式が購入できるということはポイントの使い道の選択肢が広がりました。
Tポイントは貯めれる店舗が多くありますので貯めたポイントで投資にチャレンジしてみる入口にはうってつけだと考えます。
残念なのが、ネオモバイルから付与される毎月の200ポイントは使えるのですが、ネオモバ以外で得た期間限定ポイントは使用することができません。
有効期限のない通常ポイントであれば使用できます。
④配当金も株主優待も受け取ることができる
1株であっても配当金は受け取ることができます。配当金はネオモバイル証券の口座に株式の数に応じて振り込まれます。
株主優待は多くの企業は100株からですが、中には1株からでも株主優待がもらえる企業もありますので1株だけ保有してみて優待の魅力を体験するのも最初はいいと思いますよ。
私も株式は始めたばかりなので、とりあえず1株だけ保有したので体験してみる予定です。きっと嬉しいはず!
⑤IPO投資が可能
サービス開始時はありませんでしたが、途中からIPO投資の抽選に申し込むことが可能になりました。
IPO投資は上場する企業の株を購入したい場合に抽選で購入する権利を得ることができます。
特にここ数年はIPO投資で抽選に当選すれば9割は勝てるといわれていました。
ただ良い銘柄と良くない銘柄があるので、情報をまとめているサイトがあるので「IPO初値」などで検索して参考にされるといいですよ。
初心者の方も多いと思いますので、IPO投資をまとめると以下になります。
- ネオモバなら1株単位で抽選に申込できる
- SBI証券の委託販売なのでIPOの取り扱い銘柄は多い見込み
- 申込は簡単でIPO抽選の申込が始まったら、購入したい株数を入力し抽選日を待つだけ
⑥ウエルス ナビに1万から利用可能
ウエルスナビというロボアドバイザーが自動で株式の取引を行ってくれます。
いくつかの質問に答えていき、株式や債券などの割合をお薦めしてくれるので国内株式だけでなく全世界にも投資してみたいと思う方は試しに1万円だけしてみるのもありです。
本来は最低10万円が必要なのですが、ネオモバイル証券では1万円から可能で積立は5千円から行うことができます。
ただ、私は手数料が年間で1%と最近のインデックス投資の中では割高なのでロボアドバイザーはしていません。
SBIネオモバイル証券のデメリット
①入金時に確認まで誤差がある
住信SBIネット銀行に口座がある方は、連携して即時入金ができますが他の金融機関だと入金されるまでに数時間かかるようで購入したい時にすぐに買えないのがデメリットですね。
即時入金できる金融機関が増えてくれたら、もっと使いやすくなるので改善してくれたら嬉しいです。
②アプリが使いにくい
アプリで申込から注文まで行えますが、注文を行うときなどは公式サイトに移動して行うことになります。
アプリ内で購入までできれば、もっと便利になるので改善希望な点です。
株価の推移もみれたり、お気に入り登録もできたりと他の機能に不満はありませんがサイトに移動するっていう点だけが気になります。
③21時半以降に注文すると翌営業日の後場始値になる
21時半以降に注文すると購入までのタイムラグが発生するため、もし良く翌営業日に暴落した時は予定外の金額で購入することになってしまうかもしれません。
そのため、少額投資とはいえ気になるのであれば21時半までに注文するといいです。
注文時間 | 約定タイミング |
0:00~10:30 | 当日の後場始値 |
10:30~21:30 | 翌営業日の前場始値 |
21:30~24:00 | 翌営業日の後場始値 |
まとめ
ネオモバイル証券のサービスを利用するうえで、大きなデメリットはありません。
株式を初めて行うときはどうしても、手数料が高かったり購入するのが難しいのではないかと思いますが最近は非常に環境がよくなり、何かわからないことがあればネットで検索すれば解決策がすぐに見つかります。
今後は資産運用を行うのと行わないのとで、大きく将来が変わってくるかと思います。
何事もそうですが、行動する人と行動しない人とでは最終的に大きく結果は変わるはずです。
ネオモバは少額投資としてはとても良いサービスだと感じています。
私もまだまだですが、ネオモバでは5万円を入れて国内株式を運用しています。毎月1万円ずつ国内企業に分散していく予定です。