昨年後半に「SBI 日本高配当株式(分配)ファンド(年 4 回決算型)」が発表され、その後に「SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」も登場しました。
どんな投資信託かは過去記事で記載しましたので、詳細を知りたい方は良ければそちらもご覧ください。
今回は運用が始まってから4月末時点での状況を月次レポートなどからまとめました。
1番は新NISAの影響もあると思いますが、純資産総額が増えるペースがめっちゃ早く順調というところですね。
私はまだ少額ですが、毎月少しずつ様子見で投資をしていっています。1、2年様子を見て良さそうであれば欧州は多めに投資してみたいと考えており、日本高配当は個別でも投資をしているので大きな額は入れない予定ではいます。
後、記事の後半でも書いていますが日経平均株価が上昇しているため必然と配当利回りは下がってきそうなので4%切った時にどう組入銘柄を調整していくのかが気になるポイントです!
【4/30時点】SBI 欧州高配当株式(分配)ファンド(年 4 回決算型)
「SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」の直近の様子です!
2024年2月28日に運用を開始し、4月24日の時点で純資産総額が100億円を突破しています!
欧州銘柄の投資信託の中で数が少ないとはいえども約2ヵ月で純資産総額で4位になったそうです。
2024年3月29日現在の保有株式の平均配当利回り(税金控除前)は6.05%。4月24日現在の設定来運用実績は+5.97%。
初回の分配は2024年6月20日の予定です。
- 基準価額:10,605円(2024年5月1日時点)
- 純資産残高:103億500万円
- 信託報酬:年率0.099%
- 決算回数:年4回
組入銘柄の入れ替え
設定当初、投資銘柄につきまして。予定させていただいた30銘柄で運用を開始いたしました。その後、直近のデータ、予想等に基づきまして、10銘柄
追加し、1銘柄売却し3月末時点で39銘柄を保有しております。
- ノボ・ノルディクス(医薬品・デンマーク)
- ノバルティス(医薬品・スイス)
- アストラゼネカ(医薬品・イギリス)
- サノフィ(医薬品・フランス)
- ノ ルデアバンク(銀行・フィンランド)
- INGグループ(銀行・オランダ)
- ポルシェ・オートモービル・ホールディング(自動車・ドイツ)
追加された10銘柄は、GRANOLAS(欧州株式市場の上昇の牽引役と目される、高く安定した成長性、強固な財務基盤、良好な配当利回りなどを特徴とする11企業)から選ばれています。
当初と比べると組入銘柄の比率としては、自動車と通信の業種が減り医薬品が増えたように思います。正直、欧州の企業は自動車やネスレは分かりますが医薬品や銀行銘柄はさっぱりわかりません。
ただ、こういう銘柄もあって配当利回り高い銘柄があることを知り少しずつ企業分析していくと日本との違いが見えてきて面白いんでしょうけども、日本株ですらまだそんなに理解できていないのに無理なところですね。
【4/30時点】SBI 日本高配当株式(分配)ファンド(年 4 回決算型)
4月30日時点で純資産総額が 700 億円を突破したとニュースになっていました。
4 月 10 日決算の初回分配金 140 円(1 万口当り、税引前)が支払われています。分配落ち前の基準価額 11,985 円に対して 4.67%に相当(年 4 回換算)し、この分配金を考慮した設定来の運用実績は 2024 年 4 月 30 日現在で12,051円で+20.51%と、同期間の日経平均トータルリターンの+18.18%を 2.33%上回っているとのことでした。
組入銘柄の入れ替え
3月から、純資産残高の拡大を受けまして、ポートフォリオの配当利回り水準、ポートフォリオ全体の特性管理などの観点から、機動的に買付けを実施することといたしました。アナリストのカバレッジの減少、業績見通しの下方修正、リスクリターンのバランスの観点から、カヤバ、H.U.グループホールディングス、ピジョンを売却いたしました。一方、パーソルホールディングス、アステラス製薬、MIXI、Nippon Expressホールディング、インヴィンシブル投資法人、ジャパン・ホテル・リート投資法人などを新規に組入れ開始しました。さらに、みずほフィナンシャルグループ、三井住友トラスト・ホールディングス、セブン銀行などを組み増しました。
引用:SBI証券月次レポート
3月末の月次レポートで4月のレポートはまだなのでもしかしたら変更があっているかもしれません。
先日、まさかの増配で話題になったアステラス製薬が組み入れられていますね。他には知っているところではMIXIが追加されましたね。
【組入追加銘柄】
- パーソナルホールディングス
- アステラス製薬
- MIXI
- Nippon Expressホールディングス
- インヴィンシブル投資法人
- ジャパン・ホール・リート投資法人
【組入銘柄の組み増し】
- みずほフィナンスホールディングス
- 三井住友トラスト・ホールディングス
- セブン銀行
【除外銘柄】
- カヤバ
- H.U.グループホールディングス
- ピジョン
まとめ今後の見通し
SBI日本高配当株式はポートフォリオ構成銘柄の株価上昇があり、配当利回りの水準が低下してきているため、今後は投資比率の増減などで管理運用をしていくと記載されていました。
日経平均株価が2024年に入ってから好調であり、配当利回りが下がってしまうのは致しかないと考えます。株価上昇している中だと連続増配銘柄を中心でないため今後の株価上昇によっては配当利回りは4%を下回るかと思いますがその際に構成銘柄をどうしていくかが気になるところです。
無理に高配当銘柄を追加していくようであれば、私のポートフォリオから除外も少し考えていかないといけないと思います。
配当利回りが下がっても、安定した配当を目指していってほしいと願います。正直配当利回りが3.5%以上であれば私は十分かなと考えています。
次の7月の配当がどうなるのか楽しみです。
SBI欧州高配当株式はまだ何とも言えないですが、欧州は個別で投資できないので配当金の安定を見ながら追加投資はしていこうと考えます。
※2月9日更新 2024年1月26日にSBIグローバルアセットマネジメントから新しいファンドが発表されまして、私は購入する予定です。 Xでも大きな話題となりました投資信託の「SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」[…]
11月17日に「SBI日本高配当株式(分配)ファンド」の新規設定に関する発表がありました。 高配当株式(分配)ファンドはいくつかありますが、信託報酬が0.3%以上で高く銘柄もリスクある企業も含まれていたので日本株の高配当株は個別に購入[…]