2024年5月8日にオリックスが決算を発表しました。
私はオリックスを配当金や優待を目的に2021年の頃に平均取得単価は1,842円で100株取得しており、個別銘柄では1番割合が大きいです。
2024年3月で株主優待のカタログギフトが終わりになったのは残念ですが、その分は配当などで還元してくれるだろうと期待していましたので決算報告をまとめてみました!
オリックスの株主還元の配当性向に関して
24年3期は当初予定の年間94円から増額して98.6円に!
25年3期は配当性向を30%から39%に変更となり、98.6円のいずれか高い方で配当金が支払われると記載されています。
個人的には株主優待のカタログギフトが3,000円か5,000円相当と言われていたので、業績が良いのもあるでしょうけどカタログギフトの分が配当性向に影響したのかと思っています。今回の予定では、配当金は133.2円で順調にいけば24年3期と比べて34.6円と約30%程度配当金が増えることになりますね!
グラフの通り配当金は右肩上がりですし、自社株買いも安定して行われているので安定した配当を期待している銘柄です。
オリックスの24年3期の実績に関して
前期比+19%で過去最高益を達成しており、当期純利益は右肩上がりですがリーマンショック時にはオリックスは株価が大きく下落した時期もあります。
2006年で株価は3,815円まで上がったところから、2009年に170円まで下落という今では想像できないような危機がありました。当時と比べるとセグメント構成が改善されているので、今後そこまでのことは無いだろうとは思っていますが、何があるかわからないから怖いですけどその時は世界中の株がめっちゃ下がっていることでしょう。
オリックスは〇〇ショックなどが起きたときは利益を落としてはいますが、そこから上がってきており現在は過去最高益となっているので私としては長期という視点では安心しています。
オリックスのセグメント資産
「オリックスってよく何をしている会社?」
よく何しているかがわからないと言われますが、私もその通りで細かくは把握していません(笑)
短期トレードをするのであれば詳しく把握しておいた方が良いでしょうけども、すべての事業の状況を把握するのは大変なので一生保有しておくぐらいの気持ちで私は保有しています。様々な事業をしているからこそ、1つ2つの事業が業績悪くても他でカバーできバランスを取れている銘柄と思っています。
オリックスレンタカー、オリックス生命、オリックスバッファローズ辺りが世間一般的には有名かなと思いますが航空機を持っていたり不動産やリースなど様々なことをしている企業ですね。会計ソフトの弥生会計を売却したというのも有名なニュースでありました。
まとめ
株主優待のカタログギフトが無くなったのは楽しみが減り残念ですが、その分で配当金が増えるのは嬉しいことです。
事業的にも幅広く行っており、業績は安定していると言っていいのではないかと思います。株主優待は全ての株主優待の中でも、1、2に人気の優待を行っていた企業なので、株主に対してのこれからの配当金での還元という点で凄く期待しています。