【介護】人手不足の背景。介護職の職員は変わった方が多い?

今回は私が過去12年の経験から新しく入社した新入職員の特徴や課題、定着率アップのポイントを赤裸々にまとめていきます。

始めに私の経歴ですが、

住宅型有料老人ホームとデイサービスの併設施設で介護職員2年→生活相談員7年→管理職3年(施設長とデイサービス管理者兼務)→生活相談員1年(特養)

結論からいいますと、介護職で新卒は少なく他の業種を経験してから介護職になられる方が多く、いろんな業種の方が集まっており変わった方が多いです。

あなたの職場の課題解決のヒントが見つかれば幸いです。

介護職の新入職員の特徴は?

介護で長いこと働いていると、色んな方が入職されてきます。

介護経験がない方、介護経験がある方、介護以外で採用された調理員や清掃の方と。

順番にみていきましょう。

新入社員の場合

大卒で入社してきた方をみてきましたが、新卒で介護業界に就職される方は男性女性ともに真面目な方が多いですね。

特に女性は明るい方が多い印象です。学ぼうとする姿勢が強く現場でも先輩職員から親しまれやすい存在です。

学生時代に介護の勉強をして資格を取得している方が多いですが、やはり想像と実際に働くのとではギャップがあり半分は入社3年以内に辞めていきました

介護業界の問題として、新人職員にとっては1番は給与が同級生と比べて低いことだと思います。

また、企業側としても新卒を採用している企業は多いとはいえず、教育が上手くいかないケースもありますので1年後、3年後、5年後とどのようなビジョンを描いていけるかが大切かと考えます。

介護業界は、役職が少ないのも難点かなと思っています。私がいた企業では、一般職、生活相談員(リーダー)、管理者の3つの役職だけです。今は特養ですが、特養は一般職、主査、主任、室長、施設長と役職は増えますがこれは企業によって異なります。

後、これが1番大きいと思うのですが男性は将来結婚し家庭を養うことを考えると、管理者クラスでも生活に余裕があるかと言うと嫁にもパートをしてもらわないと厳しいものかと思います。管理者を目指そうとした際に、求められる能力がありますので誰しもができるものではありませんので、収入と仕事内容が合っていないと感じ退職してしまう方を多くみてきました。

暗くさせることをお伝えしてしまいましたが、一般職でも共働きであれば問題なくやっていけます。(実際に私も結婚当初は未経験で介護職に転職して、今にいたります)

他の業種でしたら、一般職でも生活していける場合もありますが、介護では厳しいというところで挫折される方が多い

平均年収が底上げされれば、また変わってくるかとは思いますが、介護は1つのミスが生命にかかわる危険性がある仕事なのでに、安い給与に対して責任感はとても大きい仕事だと感じています。

男性職員の場合

20代で未経験の方は新人職員と同じ印象の方が多いですが、ある程度他の業界で働いていた方の場合は排泄介助で苦労される方が多いです。

特に男性は好んで、介護をしたいと思って申し込む方は少ないように感じています。

失礼な言い方にはなりますが、未経験でも比較的就職しやすい業種なので本当はしたい仕事があるけど、良い求人がないからとりあえず介護、したいことがないけど生活していくために介護に挑戦してみるかといった方が多い印象です。

感情のコントロールが苦手な方も多いように受け止めています。感情の起伏が激しく、態度にでたり上司が注意したら逆切れしたりと。

批判的な意見ばかり書いてしまいましたが、育つまで数年かかりますが数年で管理者まで昇格した方もいますし将来に期待しています!

途中でこのまま介護でいいのか悩むケースも多くあります。その時は半年間悔いがないように一生懸命行動に移し、半年後に介護が好きか嫌いかで判断したらどうかと伝えています。

女性職員

女性職員は若さもあり明るさが、職場の雰囲気をよくしてくれています。ベテランとのコミュニケーションも比較的うまく取れている方が多いイメージです。
不思議と寿退社する方が多く5人いて3人は入社3年以内に結婚されて退職されました。

女性は主婦の方が多いので、他業種と比べて大きくは変わらないと思います。ただ、ビジネスマナー的なところは人によって大きく差があります。また、女性が多い職場なのでコミュニケーション能力が求められますね。

中途採用の場合

中途採用で申し込む方は、本当に過去の職歴が様々です。
歯科技工士、IT、飲食、運送などいらっしゃいました。本当は、これまでしてきた業種で転職したかったけどダメだったから介護に申し込みしました。という方も数名いました。

入社時点で、頑張るという意気込みが人によって差が激しくあります。中途採用の場合は、汚染物の処理で挫折する方が多いです。約6~7割は1年以内に辞められていきます。

また、介護経験ありの方は過去の職場と比較して、介護は求人が多いので少しでも気に入らないところがあったら他に移ろうとされます。これは、どこの施設も人手不足なので他にもいけるため早い段階で見切りをつける方も多いです。でも1番は職場の雰囲気ですね。

余談。老人ホームで勤務する看護職

これは余談になりますが、看護は年配の方が多いです。経験豊富なベテランで頼りになるという反面はありますが若い看護職員はまず病院にいきますので、看護師もなかなか募集しても集まらない現状です。1つの施設に看護師は1~2人なので、1人に対する負担でしたり、家族と主治医、介護職との連携などかなり激務です。

続く人、続かない人の違い

介護施設で続く人

3年以上続いている方の特徴ですが、これは介護を好きでしているか。「仕事が好き?」と聞いた時にどう自分自身で考えるかです。なかなか、仕事量と給与はあっていないと思うので仕事が好きかどうかで大きく変わります。後は、女性が多い職場なのでコミュニケーション能力がある方は長く続いており昇給もされています。

精神面・性格

  • 忍耐力がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • 柔軟性と適応力がある
  • 共感力が高い
  • ポジティブな姿勢を持っている
  • 精神的な強さがある

スキル・知識

  • 基本的な介護技術を確実に習得している
  • 継続的に学ぶ意欲がある
  • 時間管理能力が高い
  • チームワークを大切にしている

モチベーション

  • 介護の仕事に意義を見出している
  • 高齢者や障害者への敬意がある
  • 長期的なキャリアプランを持っている
  • 小さな成功や進歩を認識できる

介護施設で続かない人の特徴

こちらは単純に、介護がしたくて入職したかどうかです。また、どうしても認知症の影響で多少なり暴力行為や暴言、不潔行為がある利用者様がいます。それがストレスとなり辞めていく方も多いです。

精神面・性格

  • ストレス耐性が低い
  • 感情のコントロールが苦手
  • 固定観念にとらわれる
  • コミュニケーションが苦手
  • 批判に過敏に反応する

スキル・知識関連

  • 基本的な介護技術の習得が不十分
  • 学ぶ意欲が低い
  • 時間管理が苦手
  • チームワークより個人プレーを好む

モチベーション

  • 給料や条件のみを重視している
  • 仕事に意義を見出せない
  • 短期的な視点しか持っていない
  • 現実とのギャップに対応できない

まとめ

さて、ここまで読まれた方はいかがでしたでしょうか?厳しい言い方をしてしまいましたが、介護の現場は想像よりも大変で続かない方が多いです。認知症という病気を理解して、仕事ができるかどうかも大切ですね。

介護は人手不足とよく言われますが、実際は条件の良い求人を出すと申し込みは多数あります。多数あるのですが、常識的に問題がある方が多く企業として採用に至っていないという背景もあります。人材不足なので、他の業種と比べたら多少問題がありそうでも採用して試用期間を設け判断するというケースも多いです。

今後は高齢者が増え、人材不足をどう補うかが課題な業種ですが待遇の改善を国にまた企業に期待して少しでも多くの方が介護職についていただければと思います。

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