今回は、全世界株式の比較記事となります。
結論として三井UFJの純資産額が1兆円を突破した「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー」が最強と私は考えます。
全世界株式投資は深く考える必要性がないですし、リバランスも必要でないのでメリットは非常に大きいです。
全世界株式とは?
全世界の株式に投資できる投資信託です。これ1つで世界の株価の比率で分散投資できているということになります。
先進国株、新興国株、日本株と個別に投資信託を購入すると株価の変動があるため、時間が経てば経つほど最初の割合が変わってきますので定期的にリバランスが必要になります。リバランスが手間と思う方は、全世界株式を購入しほったらかしで運用していたら良いです。
※リバランス:割合の調整をすることです。例えば、先進国60%、新興国20%、日本株20%で計画した際に日本の景気がよくなり日本株の比率が30%になったとしたら調整し最初の割合に近づけるようにします。
最近では全世界株式の信託報酬も下がりましたので、全世界株式だけを積立購入して後は放置しておくというのも全然アリな環境になってきました。
全世界株式の投資信託の比較
上記以外にも、全世界株式はありますが債券を含んだりとしたバランス型なので今回は株式100%の投資信託を選びました。
全世界株式の国内での投資信託はここ数年で増えてきた印象にあります。昔からあるファンドもありますが、信託報酬が0.5%以上の商品ばかりありました。
最近は信託報酬が非常に低くなり、投資の環境ができてきていますね。
表を見ていくと信託報酬だけで見ると、SBI・全世界株式インデックスファンドが低く優秀な気がしますが何故か年間で見ると利回りが平均より下回っています。他は平均より上か同じくらいなので、ちょっと様子をみてから選択するのがいいのかなと思っています。純資産も設定日から考えると苦労している感じがしますね。
全世界株式は、最初は楽天VTがものすごく話題を集めました。最大の証券会社のバンガードのVTと楽天がコラボしたからです。これまでになかった投資信託ができたということで、純資産も順調に積みあがっています。これを追従する動きでeMAXIS Slim 全世界株式オールカントリーが登場しました。
11月12日から信託報酬も下がりますし、嬉しい限りです!
eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリーの魅力
eMAXIS Slimは業界最低水準の信託報酬を目指しています。
その為、今後もし信託報酬が低い投資信託が登場したら同等かそれ以下にしてくる動きが予想でき将来を考えても魅力的な投資信託なのです。
正直、いまのところ私はiDecoで登場したら「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー」が最有力かなと思っています。
iDecoのデメリットとして60歳になるまで解約することができないので、つみたてNISAよりも長期の投資になるという点で米国1点集中よりも何が起きるかわからないので全世界に投資しておいたほうが安全かなという考えだからです。
つみたてNISAの終わる予定の2037年までは米国だけでも良いと思いますし、もし何かあってもつみたてNISAは解約することができるため危険回避も行うことができるからです。(まあ、長期なので解約するつもりは今のところ全くありませんが)
まとめ
今回は全世界株式の比較リストを作成し比べてみました。
正直なところ、株式100%での全世界への投資という点では信託報酬のコスト的にも「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー」が一歩抜きでています。楽天VTが信託報酬を下げてきたら面白いんですがね~。
あ、eMAXIS Slim全世界株式で別に日本を除いて投資している銘柄もあります。日本を入れるか入れないかは悩むところですが純資産が余り伸びていないので今回紹介しているオールカントリーでいいと思いますよ。
少しでもこれから投資を始めていきたいという方の参考になれば幸いです。