DVということは、ここ数年で認知されるようになってきました。
最近では、タイトルの通り「デートDV」という言葉がでてきており、最初に聞いた時に私はデートDV??って何だろうって気になっており今回私なりに調べて個人的な考えをまとめました。
デートDVとは?
「DV」というのは、あらゆる力や暴力を使って相手を支配してコントロールすることです。
そして「デートDV」は交際相手に対して、行ってしまうDVのことですね。
近年ではカップルの3組に1組が当てはまるというデータがありますが、あくまでもデータでありデートDVは内容によって普通の人もやりがちなものから誰に聞いてもDVと判断されるものがあります。
個人的には、下記のような内容はよくありがちだと思います。
- 無視する
- スマホをみてしまう
- ケンカして大声をだす、物をなげる
普通に交際をしていたら、ケンカもしますし大きな声を出したり無視をしたりとよくあることです。
でも、いまはこのようなこともデートDVに当てはまることになりますので本人がどこまでをDVと認識するかはそれぞれ異なります。
どんな種類があるのか
主に4つに分けることができます。
- 身体的暴力
- 経済的暴力
- 精神的暴力
- 性的暴力
身体的暴力
殴る、蹴る、物を投げつけるなどの行為です。
よくテレビドラマで見る光景ですよね。特に事件系のドラマで、動機の部分でよくみられます。
見てて気持ちが良いものではなく不快にしか思えない行動ですが、感情のコントロールが上手くできないと暴力でしか表現できないのは悲しいことです。
他の暴力と比べるとイメージがしやすいものかと思います。
経済的暴力
カップルの場合は、デート費用を払わせたり、高いプレゼントを買わせたり借金をさせるなどが経済的暴力になります。
結婚している家庭だと具体的には下記のような内容が思いつきます。
・借金をさせる
・お金を嫁に渡さない
・嫁の物は買わせない、使わせない
・収入については嫁に教えないで自由に使う
精神的暴力
暴言、大声、無視する。位置情報などで行動の監視をしたり束縛したりする行為です。
性的暴力
性的行為を強要したり、避妊に協力しないなどがあたります。
なぜデートDVが起きるのか?
これは、男性女性ともに理想像があるからだと思います。
彼氏はこうあってほしい、彼女はこうあってほしいという勝手な理想を人はみな持つものです。
私も彼女への理想像は下記に書いてみます。
・身長が150cmくらいで少しふっくら体系
・家庭的で料理をしっかりしてくれる
・私が仕事だけしていたら良い環境作りをしてくれる
実際の嫁と一致するものはほとんどありません(笑)
理想と現実は違うのです。
付き合っていると理想を交際相手に求めてしまうのは誰しもあると思いますが、いくら理想を伝えても人はそんなに変われるものではないので交際相手の個性を大切に良いとこだけをみたらいいのです。
しかし、理想を求めすぎて暴力行為を軽く考えて手をだしてしまったり、束縛が愛情と勘違いすることが最近は増えてきているようです。
京都府のWebサイトにデートDVに書かれたPDFがありましたのでリンク先を貼っておきます。https://www.pref.kyoto.jp/josei/documents/29datedv.pdf
親は二次加害に注意しなくてはいけない
子供からDVに関しての相談を受けた時は新味になって聞いてあげることが大切です。
相談する決断をした子供を褒めてあげるべきで、逆に傷つけるような対応をしないように注意してほしいです。
例えばですが、
「なんで、そんな人と付き合っているの」
「交際していたらそんなことは普通にあること」
「あなたが悪い」など
は子供を傷つけてしまいます。
子供を信じて、子供の気持ちに寄り添い親身になって対応するのが望ましいです。
また、専門家に相談できるように協力してあげるといいです。
例えばこんなところが相談にのってくれます。
http://ddv110.org/
まとめ
大切なのは尊重と対等な関係作りかと思います。
最近のニュースをみていて思うのは、子供に対しての虐待がよく取り上げられています。数十年前では余り聞かれなかったことです。
昔と現代で今後を考えると、減ることはなくむしろ増えていくのではないかと私は考えます。
若い方と話す機会が多いわけではありませんが、束縛がきついとか細かい性格で節約意識高すぎな彼氏とか聞いたことが数回あります。
学校での教育だけでなく、親の教育が非常に大切だと感じており子供とどう接していくかが大切だと思います。
私も子供が2人いますので、どう教育していくかは嫁とよく相談していき方向性を定めていきます。