2023年10月27日の夜に、米国の高配当株で有名なアルトリアグループ(MO)が決算で株価が下がったということを知りジュニアNISAで10株購入しましたので、今回は米国個別株の記事になります。
アルトリアグループは(MO)はマルボロ(Marlboro)で有名な米国で1番大きいタバコメーカーとなります。日本でいうとJTの立ち位置ですね。
引用:配当管理アプリより
・米国高配当株のアルトリアグループの魅力
・VYMが100ドルを割ったので投資開始
米国個別株と日本株との違い
米国の個別株は連続増配が日本とは比べ物にならないレベルで多いです。
配当利回りも米国株の方が高い企業が多いのですが、米国で10%、日本で20%と税金が2重に取られてしまうのが仕方がないことですが痛いところですね。
また日本株は配当金が年に2回が多いですが、米国株は年に4回が多いです。
ただ米国の企業を日本にいながら把握するのは、結構難しいと思っていまして株初心者にはお薦めはしにくいところがあります。国内企業であれば、飲食店なら最近お客が多いから決算も良いだろうとか推測ができますが米国の企業の状況は直接行動して見れないので把握しにくいです。
会社名を聞いて、appleやAmazonのように聞いたことがある企業もありますが初めて耳にする企業も多いので把握するのに大変と感じています。
米国高配当株のアルトリアグループの魅力は
引用:SBI証券より
- 米国最大のタバコ会社
- 営業利益率は約40%で高く高収益
- 53年間連続増配(増配率はここ数年は低い)
- 株価は軟調で横ばい
- 利回り9%(配当性向70~80%)
株価の成長は期待できないところですが、連続増配企業なので配当金が約10%でジュニアNISAであれば米国で税金が引かれても約9%の配当金は凄いなと思い今回購入しました。
正直なところ企業分析は余りしていないのですが、米国最大のタバコ会社ですし日本国内だとJTは株価好調ですし大きな心配はしていません。
単純計算で12年で投資金額分は配当金を頂けるのではと考えると凄いですね。
ただ配当利回りが高いからといって、アルトリアだけに投資は流石にリスクが怖いですし、分散はしていくのですが米国の個別株に1回投資してしまうと他の個別株が気になってきているところです(笑)
第三Qのアルトリアグループの決算
[MO] アルトリアグループ 3Q減収営業減益 売上高4%減62.8億ドル、営業益1%減30.8億ドル、配当0.98ドルへ増配アルトリア・グループの2023年度第3四半期(7-9月)の業績は減収、営業減益だった。四半期配当は0.98ドルへ増配する。米現地10月26日の通常取引開始前に公開された8-K(重要事項報告書)によると、第3四半期は売上高は前年同期比4.1%減の62億8100万ドルとなった。営業利益は0.7%減の30億8900万ドル。営業利益率は49.2%へ向上した。前年同期は47.5%だった。1株利益(EPS・希薄化後)は1.22ドル(前年同期0.12ドル)。四半期配当は増配。前年同期から0.04ドル多い0.98ドルへ増額する。
引用;株探より
大きな減益ではありませんが、株価は大きく下げました。配当金が0.04ドルですが増配しているのは流石ですね。
今後の成長としては、加熱式たばこのIQOS(アイコス)は2019年に米国内での販売が承認されているので、売上が増えるかどうかですね。
「たばこは健康に悪い」という印象が世間一般にも広く浸透しているので、大きな成長は望めないでしょうが新規参入は障壁が高いのでしばらくは現状維持か加熱式たばこに移行が上手くいかなければ少しずつ衰退していくかと思います。
連続増配が止まったとしても既に高すぎる配当利回りなので問題はないですし。
VYMも100ドルを割ったので2株購入
引用:SBI証券より
高配当ETFで有名なVYMが100ドルを切っていたので2株購入しました。
今朝起きて株価を見てみたら98ドルまで下がっており含み損になりましたが、これからも下がっていくなら追加で投資していく限りです。
ジュニアNISAの枠を埋める時期を見定めていましたが、良いタイミングとなってきて嬉しいですね!
フリマの売上金などを銀行口座に移して現金比率をいつになく高めていっています。
VYMだけでなくHDVやSPYDも下落
HDVは株価が93ドルとなり年内最安値で配当利回りは4.24%となっています。
SPYDも株価は33ドルで配当金が5.37%と良い感じです。
私のいまの考えとしては、アルトリアの配当金は10株で約5,000円くらいになるので来年以降は配当金でSPYDやHDVなどの高配当ETFを積立する予定でいます。
まとめ
まとめとしまして、アルトリアグループに10株、高配当ETFのVYMに2株投資をしました。
今後の株価はわかりませんが、増配企業なので後悔はなくジュニアNISAの枠を上手く使えたなと思っています。
ただ考えるのは、日本株を中心に高配当株に1株投資をしてきましたが米国の企業にも投資したくなりましたのでポートフォリオのバランスを見直していく必要があると考えます。
業種で日米の企業を比べてより納得した企業に投資するのも、今より銘柄選定に時間がかかりますが面白そうだと思いますね。
※はたしてそこまでの時間があるのかは謎・・。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。