※2021年5月20日更新
医療保険に加入されていますか?
大半の人が何かしらの医療保険に加入しているかと思います。
私は将来的には解約する予定ですが、県民共済の掛け捨て医療保険に加入しています。
ある程度の貯金があれば、保険は自動車保険、火災保険、家庭がある方は定期保険か収入保障保険以外は必要ないと考えています。
保険というと医療保険やがん保険を想像する人が多いと思いますが、高額医療保険制度という制度があり医療費の上限が決まっているからです。
・高額療養費制度とは
医療保険に関して私の考え方
医療保険は結論からいくと、ほぼ不要です。
不要と言われると下記のように思うと思います。
- 2人に1人がガンで死ぬ時代なのに不要なの
- 医療費が払えなかったらどうするのか
- 医療保険に入っておけば、大きな病気になっても安心やん
私の周りでも医療保険に入っている方は多くいらっしゃいますが理由を説明していきます。
医療保険は必要か?高額療養費制度
まず考えたいのが、なんで医療保険が必要なのか?という点です。
よく医療保険のパンフレットを見るとがんの診断がでたら一時金50万円とか書かれていますが、実際にがんになったら治療費がいくらかかるのを知らない方が多いです。
日本には高額療養費制度というのがあります。
これは、ほぼ国民全員が加入している国民健康保険か社会保険に入っていれば利用できます。
年収によって変わりますが医療費が高くても1ヵ月約10万円程度の支払で済みます。
ただ、あくまでも医療費の上限なので入院する部屋を大部屋でなく個室にすると別途費用はかかります。他にも治療費以外(食費など)は別途かかります。
大まかにいうと医療費だけなら3ヵ月入院しても約30万円で済むということです。
ここ最近は入院日数は短くなっており、通院するケースが多いです。そのため、長期で入院するということは滅多にありません。
毎月支払っている医療保険はいくらでしょうか?
もし、毎月5000円ほど払っているとしたら年間で6万円になります。
年間に入院する確率はどのくらいあるでしょうか。私は36歳ですが、まだ入院したことはありませんが、歳を取るごとに病気になるリスクは高まりますが医療保険で払う分を貯金していけば入院した時用のお金として十分な金額を確保できるはずです。
保険に入ってたら安心?安心って何?
ただ、日本では保険が凄く広まっているので、入っていたら安心だ!っていうイメージがあるかと思います。
でも、保険に入ったら病気が治るのか?病気が必ず治るのなら保険は是非入ったほうがいいと思います。保険は加入すると治るのではなくて治療費がでます。
考え方もあると思いますが、毎月保険代は加入する保険によっても違いますが医療保険で1万円かかっていたとすると年間で12万円。
10年で120万円になります。ただ、先ほどもお伝えした通り1ヵ月高くて10万程度で済むのですから10年の間で合計1年間も入院することがあるかというところです。
それならば、120万円を貯金に回したりするといいのではないでしょうか。
貯金が安心できるだけ貯まっていれば、投資に回してもいいと思います。
「2人に1人ががんになる」は確かにそうなんですが、若いうちは確率低く高齢になってから確率が高くなるのはわかると思います。
まだ若く貯金がないため、確率低くても入りたいという場合もあるかと思いますが、一時的に入るのはありだと思います。
ただ、最低限の医療費が貯まったら医療保険は解約していいと思います。1番伝えたいのは、保険に入っても治るわけではないんです。
掛け捨てと積立型もありますが、先々で考えると積立型は損ですので掛け捨てが良いと思います。積立型は説明すると長くなりますのでまた後日にしたいと思います。
保険の営業マン
汗水たらして稼いだお金が高い保険代で減るのはいやだなと。
感情と数字は分けて考えるのも大事です。
家計簿を付けると、これまで見えなかった部分、曖昧にしていたところが数字として見えてきます。
どうしても、出てくる数字は実際に自分たちで使っているお金なので無視することはできません。
保険は付き合いというのが多くあります。
うちの親も自営業だからか付き合いのある銀行員から案内されると付き合いで加入をしていたそうです。
信頼していたというのもあるのでしょうが、いま現在入っている保険は私からみても良いものだとは到底思えなく逆に悪い保険に入っています。
親が若い頃は融資を受ける時に通りやすいとか、本当かはわかりませんがあったようですがもう60代で仕事は最低限している程度なので、切り捨てるべきだと助言しています。
親も怪しいと薄々思っていたようで、良いタイミングだったと思います。
他にも、何の番組か忘れましたが同窓会で久しぶりにあったイケメンの友人から保険勧誘されたいう話しがありました。
保険の営業マンからすると同窓会は顔なじみだから、話しをしやすいし、疑いの目がないから契約を取れるチャンスかもしれません。
しかし、同窓会から数ヵ月後に契約した方は他にも多くの女性が保険の契約させられたということを知り、保険の営業マンの友人としての評価はダダ下がりでした。
まとめ
最後に、保険は月々でみると大きな金額でないかもしれませんが年単位で考えるとかなり大きな金額です。
保険会社によって様々なプランがありますが、本当に良い保険は極僅かです。
一時の感情で保険を決めるのは、今後長い人生で数百万の損をしてしまう可能性があります。最低限の貯金があれば加入しなくていいと私は考えますのが加入する際は自分の置かれている状況をよく考え理解し慎重に選ぶべきです。