「DIE WITH ZERO」の書籍を読んでの感想!お金の使い方の考え方が変わりました

今回は書籍「DIE WITH ZERO」を読んでの内容となります。

時間とお金のバランスを考え人生の幸福度を高めることが大事であり、高める方法が書かれた本になり2024年で今のところ1番読んでよかった本です。(まだ今年は4冊しか読んでいないですが・・。)

2024年から新NISAが始まり、資産運用の意識が国内で高まってきています。

 
ひろ
私は60歳まで節約してFIREしたいと考えてたけど、お金の使い方の考えが変わりました!

本を読むだけでは変わらないもので、どう自分に活かしていくかが大切だと思います。今回読んでいる際に、毎年の良かったことを整理してみたり、人生でやりたいことをリスト化してそれぞれ40代、50代、60代と行う時期を書くことで曖昧ではなく具体的にライフプランに落としこむことでよりライフプランが良くなりました!

資産運用の勉強をして増やす力も大切ですが、増やしたお金をどう使って人生の幸福度を高めるかがよく理解できる1冊ですのでお薦めです。私の40代までのライフプランですが下記に公開しておきます。

・DIE WITH ZEROの概要
・DIE WITH ZEROの著者の伝えたい内容
・DIE WITH ZEROを読んでみて行動したこと(家族会議を開催)
 
ひろ


長女が高校になってからは次女も中学入学で部活が始まるから旅行は難しくなるかなと思っています。

「DIE WITH ZERO」の概要

『DIE WITH ZERO』は、著名な金融プランナーであるビリー・ジェイムズ氏によって2020年7月7日に書かれた本です。日本語訳で発売されたのは2020年9月で、資産運用系の本としては発売して時間が経ってから注目された1冊ですね。

著:ビル・パーキンス, 翻訳:児島 修
¥1,515 (2024/12/02 22:35時点 | Amazon調べ)
  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2020/9/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/9/30
  • 単行本 ‏ : ‎ 280ページ
  • 価 格: 1,870円

『DIE WITH ZERO』は人々が自分の人生を最大限に活用するために、時間とお金をどのように使うかに焦点を当てています。

人々が退職後も資産を使わずに老後以降も貯金が増え続けているデータがあり、人生を楽しむために健康で若い内に貯金を使うことの重要性を提唱しています。

具体的には、人生の各段階で楽しい経験や冒険にお金を使い、”ゼロ”という状態で死ぬことを目指すことで、遺産を残すことよりも、人生を最大限に活用することを推奨しています。

ぽよりん
貯金に余裕がないと老後は不安じゃない?
 
ひろ
全くのゼロという状態は私も不安だけど年金がどうなるかわからないし、60歳ぐらいから考えていく予定だよ

この本をお薦めするのはこういう方

  • 老後の人生をどのように送っていくか不安がある人
  • 人生の満足度や幸福度が大切と考えている人
  • 資産運用をしているが使い道が決まっていない人
  • 子供にお金を残してあげたいと考えている人

DIE WITH ZERO」の著者の伝えたい内容

引用:「DIE WITH ZERO」より一部抜粋

まずDIE WITH ZEROで紹介されている実践すべき9つのルールを紹介します。

下記はDIE WITH ZEROの目次となっていて、正直1度読んだら目次を振り返るだけで本の内容を思い出すことができる凄く良い目次となっています。

  1. 「今しかできないこと」に投資する
  2. 一刻も早く経験に金を使う
  3. ゼロで死ぬ
  4. 人生最後の日を意識する
  5. 子供には死ぬ「前」与える
  6. 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
  7. やりたいことの「賞味期限」を意識する
  8. 45~60歳に資産を取り崩し始める
  9. 大胆にリスクをとる

本書で一番伝えたいメッセージは「今しかできないことにお金を使う」に集約されています。

過去に戻ってもお金を使う事はできないですし、運動を始めたくても高齢になってからでは無理ではないでしょうけども若い方が良いですよね。

若い頃はしたいことがあってもお金がない!
高齢になるとお金はあっても体力がない!
お金と健康面ということでベストな時期は45~60歳が良いタイミングであると書かれています

「今味わえるはずの喜びを極端に遅くする必要はない」

この言葉には”想い出の配当”という人生を豊かにしてくれる強いメッセージが込められています。

想いでの配当とは、結婚式や新婚旅行、子供が産まれた時や、家族との家族旅行、親友や恋人と食べた美味しい食事など想い出のことです。

こういった想い出をたくさん作ることで、過去を振り返った時に多くの想い出があることで人生の幸福度を高めることができます。

人生を豊かにするのはお金があれば良いのではなく、お金を使って得られた経験です。

経験を通じることで、人生の素晴らしさを感じることができると本書では述べられています。

私の過去を振り返った時にすぐに想い浮かべれた想い出の配当

【過去の想い出の配当】

  • 中学時代の初恋の人
  • 嫁に告白し交際をお願いした時のこと
  • 結婚式、新婚旅行
  • aikoライブに遠征して大阪に1人で行ったこと、夏フェスの香川県のモンバスに参戦したこと
  • 大学時代の同級生と美味しいものを食べた時に握手
  • 子供が産まれた時
  • ソシャゲのクラッシュオブクランの国別の団体戦で世界一に貢献できたこと

未来にするべき想い出の配当

人生を最大限充実化させるために何をしたいかは、人それぞれですが、これらを後に回すことで、想い出の配当が得られるタイミングが遅くなり、また生涯を通じて過去を振り返り想い出の配当を得られる頻度が少なくなります。

早ければ早いほど、人生をより豊かなものにしてくれるという考えは素敵ですね。

【未来にしたい想い出の配当】

  • 記念年のクリスマスディナーは結婚式をした会場で
  • 子供が中学になり部活動で忙しくなる前に家族旅行を年2回
  • ハワイや高級ホテルに宿泊
  • 老後のために家族以外との交流、ボランティア活動
  • 資産3,000万のアッパーマス層
  • 親と一緒に家族旅行
  • 子育てが落ち着いたらクルーザー船で嫁と2人で旅行
  • 子供の結婚式に出席、成人した子供の幸せそうな様子
  • 孫の顔を見ること
  • 想い出の配当を写真だけでなくブログ記事に文章で残す

DIE WITH ZEROを読んでのまとめ

2018年からのつみたてNISAで資産運用を開始し、昨今までは資産を増やして60歳でFIREすることを目標としていましたがこの本を読んで考え方は変わってきました。

無理に60歳と決めずに45~60歳の間は今しかできない幸福度を高めることを積極的に行い投資し幸せな『想い出の配当』を長い期間で貰うのが良いのではないかと。

Xをしていると投資界隈は凄い方が多くて、私も追いつきたいとか思ってしまうので自分自身に一回ブレーキを踏んで立ち止まりお金の使い方は家族と良く話しながら考えていきたいと思います。

想い出の配当にお金を使うようにしても、資産は大きく減ることはないと思っていますが増えもしないと思っています。2018年から毎年増えてきたので停滞してしまうのを私自身が受け止められるのかというところはわからないところです。

今すぐに必ずこうすると決めたわけではなく迷いがありますが、ライフプランは改めて人生でやりたい事、大事にしたい事を追加でき今後更新していき実行に移していく!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。良い本なので是非気になる方は読んでみてくださいね。

著:ビル・パーキンス, 翻訳:児島 修
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DIE WITH ZEROは必ず読むべき1冊
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